自分を律することは、フリーランスの介護職を目指す上でとても重要なポイントです。
業種、職種を問わず、フリーランスとして働くのであれば、雇われている時と比べて自由に時間を使うことができます。
無理に早起きせず午後からゆっくり仕事を始めたり、気が乗らない日は働かなかったりといった感じに、仕事に関する自由度が大きく上がるのがフリーランスの魅力です。
しかし、自由がききやすいからといって、本当に自由に行動していると、状況がどんどん悪化する恐れがあります。
依頼された仕事をこなさなければ報酬は得られませんし、自己投資を怠れば同業者との実力差がどんどん開きかねません。
フリーランスは自由に時間を使えますが、だからこそ時間の無駄遣いをしないよう自分を律することが非常に大事です。
自分に甘い傾向があると、ダラダラと過ごしてしまい、将来的に苦境に立たされる恐れがあります。
心当たりがあるのなら、自分を厳しく律するように変えていった方が良いでしょう。
フリーランスは孤独感に悩まされやすい働き方だと、事前に認識しておくことも必須です。
介護職の場合、契約先の施設で働く社員やパートの人、介護の利用者などと会うこととなるため、他の業種のフリーランスと比べると比較的孤独を感じにくい部類です。
しかし、同僚がいない、仕事のことを相談しにくいといったフリーランスの特徴が、じわじわとメンタルに影響してくる可能性はあります。
そのため、介護のセミナーに参加するなど、孤独感への対策を積極的に行うことも大事です。
このように、介護業界でフリーランスの仕事を始めるポイントを押さえておくと、安心してスタートできるようになります。